瀬戸の花嫁 第17話「県警対組織暴力」

前回、最強伝説を築いた明乃が番長扱いされるということで、適当につけただけかに思われたオチから話を繋げるのがちょっとした驚きで、悩まし番長というネーミングがバカバカしくも、それが女子たちが彼女に反発する理由を表していたりして、ちゃんと話の内容と関係しているのには感心。
主に70年代に出てきそうな微妙なデザインの番長たちに子安武人によるナレーションと一時代前の特撮のノリが楽しく、明乃の身体を評してのホルモンがどうのとか飛び道具云々という親父センス溢れる会話には笑いました。抱き枕もやたら気合の入った作画になっていて思わず欲しくなったりしてみたりして、ネコの乱入する場面が見せないエロでがんばっていたのもよろしかったりしましたよ。ただ、サルが踏みつけられるところで、どうやってもスカートの中身が見えないのには納得行かないものがありましたが。
燦と永澄の出番が少なく、留奈に関しては出番すらなかったんだけれど、明乃を中心に脇の登場人物たちを動かす話といったところかなと。事態を収拾する燦母がカッコよかったです。