アイドルマスター XENOGLOSSIA 第21話「最後の・プリン」

千早と梓の回想から、アイドル研究の歴史やトゥリアビータの設立の目的、そして朔の正体と物語の設定がいろいろと明らかに。春香が引き篭もったままだったりして全体的に重い雰囲気の話でしたが、そんな中でも年賀状を書くオペレーターの人や年越し蕎麦を食べる整備班と日常的なイベントをこなす脇の人物たちの様子になんだか安心するものがありました。リハビリをこなす双子の前向きな姿も良かったですよ。
伊織が、春香のプリンをわざわざ彼女に聴こえるように食べる宣言した後の、空になったプリンの容器と彼女のために買ってきたであろうカップソバが並んでいるカットが、春香に対する伊織のアンビバレントな心情を見せる印象的なカット。雪歩が寮にいた時のプリンを食べるのは、過ぎたことを振り返らないという彼女なりの意味もあるんでしょうか。まあ伊織の気持ちとは無関係に、当の春香は謎の胸騒ぎのせいで部屋から出てくるわけですが。