電脳コイル 第18話「異界への扉」

サッチーに大損害を与えるも異界とのリンクを阻止することに成功して、イサコとオバちゃんの戦いは痛み分けといったところ。ハラケンも向こう側に行かずにすんで一安心かと思っていたら、終盤でヤサコの妹が連れ去られて事態は意外な方向へ。ヤサコとフミエの怪談調の会話から京子が連れ去られるまでの流れがけっこう怖かったですよ。会話をする二人をダイニングのテーブルの下からローアングルで見せるカットが圧迫感があって不安を煽るものとなっておりました。
オバちゃんの上司である猫目が裏でイサコと繋がっている事が明らかになり、ヤサコが近づいたことでハラケンの前に扉が開いたことや、二度目の扉がヤサコの家の中に出現したこと、彼女がイマーゴと呼ばれる存在であるらしいことからすると、異界への扉が出現するための未知の要因がヤサコにある事が仄めかされていて、向こう側についての話もいろいろと動いている模様。ハラケンを抱きしめるオバちゃんには、ちょっとドキドキしたりもしましたが、彼女の気持ちがハラケンには届いていなそうなのが辛いところ。