BAMBOO BLADE 第2話「ブレードブレイバーとお弁当」

サドの先輩に気持ちよく圧勝するということで前回ではイマイチつかみ所のなかった珠姫のキャラを掘り下げる話。無口で何を考えてるの分かりにくいんだけれども、剣道が強くて祖父の言いつけを守って曲がった事が許せなくてと、中身はまっすぐで素直なキャラクターであることが分かるようになっておりました。特撮ヒーローが好きで正義の味方に憧れているという、ちょっとズレたところも無垢な感じで可愛らしく、昼食で他の部員たちに餌付けをしたくなる気持ちにも共感できるものが。
彼女の弁当が米と梅干というシンプルなものである理由が明かされる場面で、両親に謝りながら友達が出来たとつぶやく場面が印象的。利己的な理由で珠姫を入部させようとしていた顧問の教師が、彼女に完敗して落ち込みながらも再び勝負を挑む場面が、珠姫の存在によって彼の中で何かが変わったことを感じさせるものとなっていて爽やかな余韻を残すものとなっていましたよ。