Yes! プリキュア5 第36話「目指せ完走!マラソン大会」

ラソン大会を軸にのぞみとりんの友情話を見せながら、初期の対プリキュア要員の最後の生き残りであるガマオが退場する展開。
幹部になることを望むガマオに期待を持たせた挙句にカードを渡さずに去ったかのように思わせておいて、さりげなくそれを落としていくカワリーノの策士ぶりが光っていて、失敗したときの自分の責任を最小限に抑えつつガマオを切り捨てる様は、実績至上主義のあの組織の中で出世するだけのことはあるなぁと感心しましたよ。
ガマオはあいかわらず無気力で楽をして楽に暮らすことしか考えてなくて、そのせいもあってか黒い仮面でパワーアップしてもこれといった見せ場もなく。マラソンを無意味なものとする彼の発言に対するプリキュアたちの反論はいつも以上に厳しいものがありましたが、退場してしまった今となっては彼がその言葉の意味を理解する機会もないんだなぁと思うとちょっと哀れでした。