げんしけん2 第2話「会議はモメル」

途中で入るくじあんの会長がエロくてよろしかったですよ。同人のイメージ映像になっているわけですが、ここだけやたらと作画に気合が入っていて、特に会長がなで上げるところの手つきのいやらしさには悶絶。絵が描けないオタクと漫画家になれないオタクの罵りあいみたいなイタさは原作通りなんだけれども、同時にオタクを食いつかせる場面をオリジナルで入れるのがいい仕事で、原作をただ動かすだけではないアニメならではの付加価値となっておりました。
笹原と久我山の話し合いが責任の押し付け合いに終始してグダグダになったところで、荻上の涙をきっかけにして彼女の気持ちを汲んた咲が、強引に仕切って形にするあたりの流れは気持ち良く、笹原の荻上の寝顔を見て意識しまくるところの反応は、おかしいような身に覚えがあっていたたまれなくなるような何とも言えないものがこみ上げて来たり。会議の日を中心に当選通知が届いた日から、本の製作が全く進まずに揉めるまでの過程を見せながら、コミフェス当日まで日付をカウントダウンしていくのがテンポの良い作り。パロディを盛り込んだOPもバカバカしくて面白かったです。