ナイトウィザード The ANIMATION 第3話「二つの炎 −堕ちてメガラニカ−」

罠除けに使われる主人公とか、余裕を見せていたら墓穴を掘って最後にボスの名前を叫んで退場する敵の幹部とか、ベタなネタがてんこ盛りで、ここまで来ると古臭いのを通り越して郷愁すら覚えるものとなっていましたよ。やっぱり作る側も狙っているんですかね。
宝玉探しと並行して描かれる、新メンバーの大砲を持ってる人とメインヒロインとの絡みは、大砲の人が寡黙だけれど中身はいい人ということでまとまっていましたが、これといった対立がないのであまり盛り上がらなかった印象。結界の謎解きはリアルの世界の炎色反応を持ってくるのが面白かったけれど、これといった前フリがないので無理矢理な感じもしてしまいました。
作画は意外にも丁寧な仕上がり。主人公が転げ回るあたりはよく動いていて、これがあるからベタなネタでもそれなりに楽しめるように思いました。