機動戦士ガンダム00 第3話「変わる世界」

ユニオン*1と人革連の視点からガンダムの性能の秘密に迫りながら、それぞれの組織の一員がセツナと直接対決したりして彼との因縁を設定される話。いかにも一般人視点代表の普通の学生とも接触したりして、登場人物の関係が見えてきたことで少しは話が動いたように思いましたよ。学生の姉がソレスタルビーイングの謎を追うジャーナリストと言うのは出来すぎな気もしますが、まあ人間関係がいろいろと複雑な方が話に拡がりが出るんじゃないのかなと。介入したらホントにテロの終結宣言が出るのも御都合主義っぽいけれど、次回の予告を見ると政治的な駆け引きの材料とされる模様。経済的な理由で麻薬を栽培せざる得ない人々のそれを、一方的に燃やしちゃって後のことはどうするんだろうという疑問は残りますが。
物語の中でユニオンと人革連を代表する人物が、オシャレなセリフを連発してMSの動きだけでパイロットの年齢を推測するような自信家と、見たものしか信用しないというリアリストという正反対のタイプなのが興味深いところ。MS戦はよく動いていましたが、前の二話と比べるとセツナ機以外は動きが少なくさすがに見劣りがしてしまいましたよ。あと、たくさん用意されているわりにはぜんぜん見せ場のない女の子たちは、いつになったら活躍してくれるんでしょうか。

*1:半日くらいAEUと間違えてましたよ