BAMBOO BLADE 第5話「室江高と町戸高」

物語の出発点である先輩の部との試合が組まれるわけですが、ヒロインたちの部の方は、素人が混じっている上に人数が一人足りないということで、かなり不利な状況。珠姫によって解説される剣道の基本がわかりやすくて、ここであえて基本を解説することが、この先の試合の中で意味を持ってきそうな予感が。作画も丁寧でいい仕事でしたよ。相手チームも個性的で皆キャラが立っている印象。編成を発表する二校を同時進行で見せるのは、対戦する相手が対照的なキャラクターであることを意識させるものとなっていて、どんな試合を見せてくれるのか期待を持たせてくれる作りでした。
ブレイバーをネタに珠姫に5人目の話を持っていく顧問は食い物がかかっているだけに必死といったところで、話を振られた彼女の対応が気になるところ。顧問の先輩の視点から、学生時代の二人の試合が描かれ、先輩にとっても後を引く出来事だったことがわかるようになっておりました。いまさら俺たちがやっても仕方がないという顧問の言葉からすると、彼が逃げているようにも見えるわけですが、どんな展開となるのか気になるところ。