レンタルマギカ 第4話「ひとりじゃないから」

社員の一人の黒羽が社長と出会って仲間になるまでの話。これといって特徴がないように見えていた彼女の正体も明らかになるわけですが、登場人物だけ分かっていて、後で視聴者に明かされるというのは、魔法が当たり前に存在する世界の住人たちと視聴者との意識のズレが感じられるものとなっていて、なかなか面白かったんじゃないでしょうか。だけど彼女が幽霊であることと今回の事件についての関連性が全くなくて、黒羽が社長以外では、穂波とちょっと会話した程度なのにいつの間にか他の人物にも受け入れられてるしで、どうにも話が締まらない感じで、バトルも全然動かなくて、いろいろとキビしい出来栄えでした。社長に厳しく接しながらも、鶴を折ったりして彼のことを放っておけないみたいな穂波は今回も可愛らしかったんですが。