げんしけん2 第9話「シューカツはいつも雨」

笹原の就職活動奮闘編。受ける端から落ちまくるあたりに厳しいものがあって、特に彼のいいところを認めつつも友達になるわけではないと切って捨てる面接官の言葉にはいたたまれないものがありましたよ。荻上のオタクと付き合うつもりはない発言と合わせて、人生行き詰まりいったところで、エロゲーをやりながら妄想をする姿を背後から淡々と流す場面が悲哀を感じさせるものとなっておりました。
大野と田中の時には、二人の関係を動かすキッカケとなっていた朽木の空気の読めなさが、今回は更に問題をこじらせるということで、やっぱりこっちが彼の本来の姿なんだなと。咲の夢の中における高坂の二次元至上論に思わず同意しそうになりながらも、そのあとの彼女の取り乱しぶりに笑ってみたり。