機動戦士ガンダム00 第12話「教義の果てに」

刹那、故郷に帰るの巻。はじめからほとんどしゃべらないキャラクターなわけだけれども、ガンダムになれないとかポツリと言われても、正直何を考えてるのがよく分からないというか。とりあえず周囲に無関心なことが多い彼が少年兵に反応していたことや少年兵と自分を重ねる回想シーンから考えてみると、かつてガンダムが自分を救ってくれたように自分も他人を救おうとしたけれどもそれが出来なかったことを悔いているということで、彼がガンダムに乗り理由をうかがわせるものになっていたんでしょうかね。次回は刹那がガンダムになるらしいけれども、今回の挫折からそう簡単に立ち直れるとも思えないので、彼の望みとは違う形でガンダムにさせられそうな予感が。
グラハムは今回もステキなセリフが満載。サジ関係の寸劇が予想外の展開で笑いましたが、ルイス母に世界情勢に対する一般市民の無関心さを代表するセリフを吐かせることで、彼らとガンダムマイスターたちの住む世界の違いを強調するのが印象的でした。