しゅごキャラ! 第12話「悲しみのクリスマス・イブ」

イクトの内面に迫りつつ、あむと歌唄による三角関係の気配が漂う話。イクトが具体的に何を考えて悪役側にいるのかは不明なままですが、彼のヴァイオリンに対するあむの感想が、孤独で繊細なキャラクターを印象付けておりました。前回、朴念仁ぶりを見せた唯世とはいろいろと対照的な人物となっていて、あむが二人の間で揺れ動くみたいな少女マンガの定番の設定にもなっている模様。
ガーディアンたちのパーティは明るい雰囲気だったものの、クリスマスイブという華やかな日を舞台にしながら、全体的に陰のある話になっていて、ハッキリとは描かれてはいなかったけれども、最後に×タマが消えたことが「処分」されたことを意味するのだとすると結構重いものがあるような気がしましたよ。