ハヤテのごとく! 第39話 「よいこの友達 借金執事万才!」

先行最終回の後編。終わり際に普通に4クール目が発表されたりして結局放送は続くようで、最終回とついてる意味がよく分からなかったりもしましたが、作画的に力が入っていて、この点については並のアニメでは最終回でも見れないようなダイナミックな動きがてんこ盛りですごかったですよ。
冒頭で雪路が酔っ払ってクダを巻くみたいなどうでもいいような場面でのメチャクチャな動きをはじめとして、ナギに向かってロボからビームか何かが発射されてから姫神に助けられるまでに二周も回り込んでみたり、聖衣を身に着けたハヤテがとラスボスが戦うところで大胆なカメラワークと幻魔大戦みたいなエフェクトやを見せてくれたりと、息もつかせぬほどの密度の高さとなっておりました。光沢と影をコッテリ載せたロボットや、女装ハヤテにヒナギクのスパッツに浮かぶラインにと、動き以外でも濃い作画を堪能させてくれましたよ。原画に今石洋之の名前があってアクションはグレンラガンを思わせるところがちらほらと。酔っ払いのや下着のラインは、もえたんでも似たような場面があったりして、監督が同じ川口敬一郎ということで、監督かメインのスタッフにこだわりがある人がいるんでしょうかね。
話的には、自分のために屋敷を出たハヤテに対して、ナギがただ側にいることを望むということで、一応はここで話が終わっても不自然ではない作り。理事長の連れている白蛇が、ただの悪役っぽい雰囲気を出すためのアイテムだと思っていたら、実は本体というのが意外でした。