CLANNAD 第13話「思い出の庭を」

ことみの過去話。彼女と朋也の過去のほとんどを、彼女のモノローグで進行していくのは、たぶん原作どおりなんだと思いますが、もうちょっと見せ方を工夫して欲しかったような気もしましたよ。まあ、小さな女の子が死んだ両親を探して家の中を歩き回るなんて場面は無条件に可哀想だったりするわけですが。
朋也が庭の手入れをするのは、引き篭もったことみのためであると同時に自分の記憶を取り戻す意味があるんだろうけれども、なんというかひたすら地味な場面。草を一束ずつ抜いていくなんて動作をいちいち描く労力には感心しつつも、これがあるから何とか見ていられるわけで、ひたすら庭の手入れをする朋也の姿が、引き篭もったことみから逃げているようにも見えてしまって話的には辛かったです。