君が主で執事が俺で 第4話「久遠寺家、南へ」

口から光線を吐いたりして今回はミスター味っ子ネタで今川リスペクト。錬が謎のギブスをつけるところから木の陰から見守る姉、そして星を見上げるというパロディも期待通りの流れとなっていて、今更ながらに主人公の頬に入ってる線や、彼を溺愛する姉に暴力を振るう父親にと、実は巨人の星が下敷きになっていることに気づかされましたよ。
修行と言えば定番の「穴」で、何の役に立つのかよく分からない修行に命をかけるバカバカしさもお約束だったりするわけですが、朱子たちが借金を作るという次の話に直接つながる場面をはじめとして、森羅と未有に比べるとあまりうまくいってなさそうな夢と森羅の関係、揚羽が錬に興味を持ったらしい様子等々、今後の展開で意味を持ちそうな描写がちりばめられているのが意外に細かい作り。せっかくの水着が軽く流されたのがもったいなかったけれども、それ以上の露出があったのはよろしかったです。