みなみけ〜おかわり〜 第10話「花より団子のお年頃」

千秋のちょっとした聞き間違いからお花見へと話が広がるんだけれども、速水の乱入によって大晦日の話の時みたくグダグダになるという。話が思わぬ方向へと転がっていくのはこの作品らしい展開となっていたわけですが、夏奈が暴走するのではなく千秋の勘違いが発端となっているのがいつもと違うパターンで面白かったですよ。千秋が花見をすることを学校の友人たちに話す場面で、自分がキッカケであることを告げられずに恥ずかしそうにする様子が可愛らしく描かれておりました。
最後のカップラーメンのエピソードも、いつものようにケンカにならずに仲良くラーメンを食べるあたりがいつもとは違う雰囲気に。久しぶりに登場した冬樹が一人で傍観者になっているあたりは、この作品における彼の微妙な立場を表しているようでしたよ。