紅 kure-nai 第4話「才物」

修行したら肘から刃が出るようになるってどんな武術だよとか思いつつ、ここまで引っ張った割には地味めな設定なのが意外でもあり。刃が皮膚を突き破って出てくるあたりは、使用者自身も傷つけるみたいな力の危険性を予感させるといったところでしょうか。
真九郎が揉め事処理屋になった経緯や紅香が紫を屋敷から連れ出された経緯が語られ、右手の件と合わせて少しだけ話が進んだ模様。紫と真九郎の関係が中心となっているせいで、なかなか物語の全体像が見えてこないわけですが、人物の芝居に重点をおいた丁寧な描写を楽しみながら、じわじわと進んで行く話を追いかけるのも悪くはないんじゃないかなぁと思いましたよ。
置いてけぼりにされたことを起こる一方で迷惑をかけたことを謝ったり、部屋の掃除をしたりと紫の素直さが今回も可愛らしく描かれておりました。