純情ロマンチカ 第3話「叩けよさらば開かれん」

いきなり気持ちよさそうな場面からはじまって今回もトバしていたわけですが、ウサミの相手が新キャラだったりして何事かと思っていたら、どうやら同じ世界を舞台にした別シリーズを原作としているらしく。
かなわない想いを抱える人物の前に新しい人物が現れることによって未練を払拭し、その人物と関係を築く、というのが前の二話の二人と同じ流れとなっていて、家庭教師から関係が始まるところまでなぞっているんだけれども、登場人物の性格や気持ちが通じ合うまでの過程が微妙に異なっているあたりが、興味深いところで、攻守のパターンにさまざまなバリエーションのある腐女子の世界ならではの話の作りなのかなと。
一度は拒絶するものの相手のバイト先まで様子を見に行ったり、女の子と話している姿を見て嫉妬したりと、弘樹という人物が感情を素直に表すことの出来ないけれども、そこら辺が可愛らしく描かれていて、これが女性だったらツンデレに分類されるんだろうかと思ったりもしましたよ。