マクロスFRONTIER 第5話「スター・デイト」

アルトとシェリルのデートを中心に、ランカが路上ライブをやったり、バジュラの設定が明かされたりと盛りだくさんな話。シェリル扱いしないという言葉に表れているように、普通の女性としての彼女の可愛らしさを盛り込まれていて楽しかったですよ。
路上ライブでランカが絶賛されるあたりは出来すぎな気もしなくもないですが、彼女の歌手としての才能を描きつつ、突然フレーズを書き留めたりするシェリルとの姿と合わせて、そうせずにはいられない二人の行動原理を印象付けるものとなっておりました。これまで何度か仄めかされてきた、ランカの歌がバジュラを活性化させているらしい様子も気になりつつ、歌と宇宙怪獣を強引に繋げちゃうあたりがマクロスらしいところかなと。
アルトが何気なく飛ばした紙飛行機がランカに歌う力を与えるのは心憎い演出。アルトとは対照的にプレッシャーを与えることでランカを後押しするミシェルもキャラが立ってきたように思いましたよ。