コードギアス 反逆のルルーシュR2 第6話「太平洋 奇襲 作戦」

いつもみたく上手いこと言い逃れるのかと思っていたら、ナナリーに嘘を付けないとか言い出して自分を追い込んだりして、重度のシスコンぶりを発揮するルルーシュなわけですが、反逆の動機の多くの部分が妹の存在にあるわけで、彼女に対して誠実であり続けることが、他人の心を操り多くの人々を手にかけてきた彼を人間たらしめている唯一のよりどころかも知れず。そこら辺を踏まえると、救出の際にダメ出しをされただけで思考が止まって間延びした展開になるのも、ルルーシュという人物を描く上では仕方のないところかなと。
目の前でナナリーをさらって行ったりしてスザクのヒールぶりも板についてきた印象。ルルーシュの無様な絶叫が哀れでしたよ。
飛行艇の上でのナイトメア同士のバトルは素晴らしい出来栄え。特に紅蓮弐式が落下しながら飛行パーツと新装備と合体して、不利な状況を一気に巻き返すくだりには痺れるものがありました。この展開を作り出すアイデアとそれを緊迫感のある映像に仕上げる手腕には脱帽。