マクロスFRONTIER 第11話「ミッシング・バースデー」

誕生日を迎えるアルトへの三択問題。役者にランカに空にと三つの選択肢が示された中から空を選ぶということで自分の目指すものに忠実で、いろいろとひねくれた人物ではあるけれども、主人公らしい選択となっていて良かったですよ。
アルトの夢を理解し彼の望むものを用意できるシェリルに対して、クッキーを焼くのが精一杯のランカという二人の格の違いが印象的。シェリルがアルトを導くあたりは母性的ですらあって、さらに加えてツンデレと女性キャラとして最強のような気がするところで、それに比べると自分のことで精一杯のランカはまだまだお子様なんだなぁと。まあシェリルの行動は操られてのものであることが臭わされているし、ランカについては今後の成長を期待させるものとなっているわけですが。
父親が倒れた件は結局兄弟子の嘘だったわけですが、空を目指すアルトの本気度をはかりつつ、役者としての才能を惜しんであわよくば役者の道に戻すことを狙ったといったところでしょうか。
暗躍する補佐官に彼と繋がっているらしいシェリルのマネージャー、そしてシェリルの体調不良と今後の展開が気になるところ。物語を進めながらも水着をはじめとしたサービスが充実していたのもよろしかったですよ。