純情ロマンチカ 第11話「好きこそものの上手なれ」

忍の一途な思いが宮城の心を動かすということで、男同士という意外は特にひねったことをやってるわけじゃないのに、驚くべきことにちょっと感動してしまいましたよ。男同士なのに。宮城が過去の自分と忍を重ねることで彼を理解し、辛い経験によって止まっていた彼の時間も再び動きはじめるのがいい話となっておりました。
宮城が上條に相談を持ちかけるところで、はからずも急所を突いて彼をキレさせるあたりに笑いつつ、ギャグに使えたり結ばれるまでの障害になったりと、男同士という設定は実はかなり面白いんじゃないかと思いましたよ。とはいえ、「運命と思わなくてけっこう」→「だったら抱いてみろ」のやりとりからホントに押し倒すあたりの流れはよく分からなくて、まあジャンル的にそういう場面を入れるのがノルマだったりするのかなと。