マクロスFRONTIER 第12話「ファステスト・デリバリー」

シェリルの公演が中止になったら現地の部隊で反乱が起きて、どうなることかと思ったらランカが登場して事態を収拾するということで、二転三転する展開が面白かったですよ。
これまでシェリルの影に隠れがちだったランカが恋と歌の両面で一気に前に出てきて、作中でのヒロインの立場も大きく変化するものとなっておりました。シェリルがアルトに対して約束した空を、ランカとアルトの二人が飛ぶのが象徴的。都合よく用意されてる新型の航法やランカの歌に悩殺されるゼントラーディたち(まあそう風に作られてる人たちなんだけど)には、オイオイとか思ったりもしましたが、最後に出現する初代マクロス(かな?)には驚かされました。
ランカが歌う場面は可愛らしい振り付けを丁寧に動す作画で見ごたえのあるものに。キラッのポーズをキメるところで、ホントに星が飛ぶ演出には何ともいえないものがありましたよ。