ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 第4話「人間には二通りある」

桜の木やその下で恋人を待ち続ける青年の話だったりするわけですが、まあ何と言うか普通にまとまっていて、前回のように良くも悪くもインパクトのあった話の後だと、どうしても印象が薄くなってしまうというか。
桜の呪いの秘密を知った主人公とクマが噂を流した青年の気持ちを汲んで、呪いを自演で実践しようとするあたりは、かれらの人の良さが出ていたように思いましたよ。青年の腕輪を強調することで、最後にすれ違う老婆が何者であるかを悟らせる演出も分かりやすかったです。救済委員会の羽の生える方が、鶏のフンでキレるあたりはバカバカしくてけっこう好きだったり。