ワールド・デストラクション
キリエ自身がデストラクトコードであることが明かされ最終回。モルテの願いを受けて世界の崩壊がはじまるわけですが、最後はモルテ自らキリエを止めるということで、一応のところ話がまとまっておりました。 終盤が詰め込みすぎな感じで、モルテが世界を砂に…
最終回を前に登場人物たちの過去を振り返る話。 モルテの過去は、弟以外にもけっこう悲惨で世界の滅亡を望みたくなるのも無理はないといったところですが、記憶の中で家族と出会ったことで、彼女の中で何かが変わったことを予感させるものに。キリエが本人と…
前半は獣人側の事情が掘り下げられる展開。ワニ師に加えて救済委員会のトップであるワシ師が登場して、デストラクトコードを巡る事態が複雑化の様相。 ナジャが撲滅委員会が世界の敵であることに疑問を呈する一方で、全然話を聞かずにモルテへの怒りをぶつけ…
デストラクトコードの使用法を調べるために一行が機械化された都市を訪れるわけですが、その手がかりを知る人物が撲滅委員会を敵視する人物ということで追われる身になるという。 そこで出会ったロボットとクマとの友情を中心に話が進むということで、命令に…
人間と獣人が平和に共存する都市を舞台にモルテの旅の目的を捉えなおすエピソード。人間と獣人、弟を失った姉と姉を失った弟といった対比が興味深いものとなっていましたが、終わり際に現れる絵画によって、姉弟の繋がりはそういった立場とは関係のなく強い…
浮上できなくなった潜砂艦の中で生き残る努力を通して、敵対するもの同士や傍観している人物との間に、つかの間の仲間意識が芽生えるということとで、お互いに対する感情の変化が今後の展開に大きな意味を持ってきそうな予感のする話でしたよ。 閉鎖的な空間…
世界を撲滅するために旅をしている一行ですが、この手の作品にお約束のニセ勇者話はちゃんとやるようで。 題材としてはお約束ながら、実はもう一組ニセ者がいたというのが捻ったオチとなっていて、背景に置かれた有名作品をパロディにした絵画や、食い逃げを…
獣人と人間が共存する村にたどり着いた撲滅委員会の一行ということで、慈善病院の院長に対する曰くありげなモルテの視線や、救済委員会の登場によって明かされる彼の過去と、院長が何かを企んでいるかのように思わせておいて、やっぱりいい人でしたという展…
アムロとシャアの中の人が夢の共演ということで、話の方も勇者を目指しながらも別々の道を歩むみたいな感じで、二人の関係を彷彿とさせるものとなっておりました。 勇者として挫折した黒い方のクマが、勝負に敗れた上に金貨の件で情けをかけられて完膚なきま…
桜の木やその下で恋人を待ち続ける青年の話だったりするわけですが、まあ何と言うか普通にまとまっていて、前回のように良くも悪くもインパクトのあった話の後だと、どうしても印象が薄くなってしまうというか。 桜の呪いの秘密を知った主人公とクマが噂を流…
冒頭、拘束されて横たわるモルテがやたらと艶かしく描かれていて期待していたら、話が進むにつれて大胆なデフォルメが目立つようになって、クライマックスのクマ投げにいたっては、絵コンテをそのまま白黒反転させているかのような省力演出に。EDクレジット…
ヒロインがクマの語尾に突っ込んだりして、二話目から登場人物のアイデンティティを崩壊させかねない危険なネタを飛ばしてくるなぁと思っていたら、なんか一族の誇りみたいな設定でアッサリと回収してしまって残念でしたよ。 前回は迫力のあるアクションを見…
同名のゲームの販促アニメになるんでしょうかね。 獣人に支配されている世界で、世界を救うためではなく壊すためという、ありがちなRPGとは逆の目的を持って旅をする設定が目を引くところですが、世界撲滅委員会というネーミングはどうなんだろうと思いまし…