ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 第2話「世界には二通りある」

ヒロインがクマの語尾に突っ込んだりして、二話目から登場人物のアイデンティティを崩壊させかねない危険なネタを飛ばしてくるなぁと思っていたら、なんか一族の誇りみたいな設定でアッサリと回収してしまって残念でしたよ。
前回は迫力のあるアクションを見せてくれたのに、クライマックスとなるカジノでの乱闘で変な動きが目に付いたりして早くも作画が黄信号状態。展開も意味がよく分からない点が多くて、気絶した主人公がヒロインの過去を夢に見たり、敵のメガネの人がブラックジャックらしきカードゲームで頭を使うと言ってみたり、終わり際に突然撲滅に興味を持ったりと、苦しい感じでした。まあ、夢は黒い玉と関係してるのかなぁとか、カードはカウンティングでもしてたんだろうかとか、興味を持ったのはヒロインとの勝負を通して人間的に惹かれるものがあったのかなぁとか、それぞれ理由があるような気もしますが。作画が怪しかった件も含めてスケジュール的に厳しくて、作る側が意図した通りのものが出来上がらなかったんでしょうかね。