ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 第6話「夏には二通りある」

獣人と人間が共存する村にたどり着いた撲滅委員会の一行ということで、慈善病院の院長に対する曰くありげなモルテの視線や、救済委員会の登場によって明かされる彼の過去と、院長が何かを企んでいるかのように思わせておいて、やっぱりいい人でしたという展開は、最後までどっちに転ぶのか読めなくてなかなか良く出来ていましたよ。
獣人と人間に対するモルテの絶望については、中二病という言葉が思い浮かんだりもしましたが、そういった悪役っぽい考えの人物が主人公側にいるというのは、面白い扱いなんじゃないかなぁと思いました。
次回予告のほつれていくスカートの縫い目が気になるところで、めちゃくちゃ釣り臭いんだけれども、そうは思いながらもがっつり期待してしまう自分がいたりしましたよ。