ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜 第11話「力には二通ある」

前半は獣人側の事情が掘り下げられる展開。ワニ師に加えて救済委員会のトップであるワシ師が登場して、デストラクトコードを巡る事態が複雑化の様相。
ナジャが撲滅委員会が世界の敵であることに疑問を呈する一方で、全然話を聞かずにモルテへの怒りをぶつけるリ・アというのが、二人のキャラクターの違いを際だたせていましたよ。ナジャがハーフであることやリ・アの年齢の件と二人の意外な設定が明かされるわけですが、年齢を知ったときのナジャのリアクションや、それに対するリ・アの勘違いぶりが面白かったですよ。
ワニ師にそそのかされたリ・アが暴走することで急展開を迎えるわけですが、谷底に落ちていった彼女たちことと、デストラクトコードがワニ師の手に渡ったことでどう話が動いていくのか気になるところ。後半のバトルはダイナミックなアクションでなかなかの出来映え。あと、潜砂艦の話の時に立ったキリエとリ・アのフラグが、その後進展した様子がないんだけれども、まだ生きているんでしょうか。