コードギアス 反逆のルルーシュR2 第17話「土 の 味」

土下座をしたり頭を踏みつけられたりとルルーシュの新たなる魅力を打ち出しつつ、黒の騎士団とブリタニアによるエリア11を賭けての総力戦。
罪の意識を問うスザクに対して、たどり着く方法について答えるルルーシュと、噛み合わないところからはじまった二人の会話が、スザクによる激しい非難とそれを甘んじて受け、すべてを罪をルルーシュが背負おうとすることを受けて和解に至るかと思わせておいてそれを覆してと、二転三転する展開が面白く。おなじみのパターンとはいえやはり意外性があるもので、さらにこの件でシュナイゼルがギアスの存在を知るのは、物語上の重大な転機となりそうな予感。
脱出のためのルルーシュが用意していたギアスの使い方は、見た目やかけられた人間による行動がこっけいなんだけれども、実は応用が効く上手いやり方何じゃないかと感心してみたり。
戦闘には初参加のナイトオブワンやテンの活躍をしたり、島を守るために星刻が頭脳プレイをみせたりと、戦闘的にもなかなかの見ごたえ。スザクに裏切られたと思い込んだルルーシュが、人を信じないと怒りを口にしながら目に涙を浮かべる表情が印象的でした。