マクロスFRONTIER 第19話「トライアングラー」

グレイスと三島の陰謀が本格的に動き出しつつ、アルトに対して三角関係や家業の件についての選択が迫られ、物語もいよいよ終盤戦に。
ここに来るまでに引っ張りすぎて、中だるみした感もなくはないですが、この先明らかになるであろうグレイスたちの目的や、アルトがシェリルとランカのどちらを選ぶのかといった今後の展開に期待したいところ。
シェリルやランカの好意を気づかないふりをするアルトを、ミシェルが叱咤する場面は男の友情みたいなのを感じさせる場面。クランを邪険に扱うミシェル自身にも跳ね返ってくるセリフだったりするわけですが、そこで語られる「割り切った相手とだけ付き合う」というミシェルの本音が彼の人物を掘り下げていましたよ。
クランが、ライブ会場から立ち去ろうとするシェリルを引き止め、アルトの元に向かわせるあたりも、彼女の気持ちを理解できるからこその行動といったところでいい仕事をしておりました。