ひだまりスケッチ×365 第6話「入学式と歓迎会」

ゆのと宮子の入学式の一日ということで、緊張しまくりなゆのの初々しさが可愛らしく、またいつもながらにマイペースな宮子が大物感を醸し出していましたよ。
初対面のゆのと沙英のやりとりが新鮮。作中の時間としては吉野家先生もゆのたちにとっては初対面となんだけれども、一方で視聴者としては既によく知っている人物となっているわけで、歓迎会で話題になったときのヒロ&沙英の微妙な反応の意味も分かるようになっていたりして、時系列を入れ替えた構成のおかげで、吉野家先生を巡るどちらの立場も理解できるのが面白く。ヌードモデル云々の発言で生徒がドン引きしていましたが、アレでまだ猫を被っているのが恐ろしいなと。
4人がCMを見ながら会話をする場面をテレビの中から彼女たちを映すカットになっているのが興味深いところ。こちら側が見ているだけでなく、彼女たちからもこちらが見られているような感じで、作中では彼女たちが見ているのはTVの画面の映ったCMであって、視点はそこに設置されていても、それを見るわれわれはその場にいないというのは奇妙な感覚がありました。湿気取りの件は前のシリーズの6月の話と繋がっている模様。