薬師寺涼子の怪奇事件簿 第6話「メイド in 霞ヶ関」

モンスターと戦いながら不正を暴くという毎度おなじみのパターン。これまで存在については何度か言及されていた涼子のお付のメイドが初めて登場したりもするわけですが、セリフらしいセリフがない上に冒頭で引ったくりを捕まえたくらいであとは涼子の指示どおりに動いてるだけなので、どうにも存在感が薄くてもったいなかったですよ。
巨大サンショウウオとカジノの関係もよく分からなくて、棲みかだったところにカジノができたので追い出されて暴れていたのかなぁという想像も出来るわけですが、そんな隠すような話でもないので両者の関係をハッキリと描いて欲しかったような。
終わり際で泉田が読む本が、「テリトリーに篭って文句だけ言ってる」という涼子のセリフや今回のゲストであるオオサンショウウオとを繋ぐ役割をしているのは面白かったですよ。まあセリフの内容については、傍若無人に暴れまわっている涼子に言われてもなんだかなぁという気もするわけですが。