薬師寺涼子の怪奇事件簿 第7話「沖縄、神の島」

突然変異したマングローブが人を操ると言うことで、おなじみのB級ホラーな話。人間から保護されるべき対象として扱われているマングローブが、己の生存に適した環境を広げるために人間を脅かすというのは、生物の本質をついた皮肉な展開でしたが、一時的にせよお経の力で活動が弱まるのはよく分からなかったですよ。たしかに、そこでそれを使うのかという意味での意外性はなくはないんだけれども。
普段の言動がえらそうなせいか、涼子がなすすべもなく逆さづりにされる場面はなかなか良い眺めでした。