無限の住人 BLADE OF THE IMMORTAL 第5話「執人」

逸刀流の剣士、マガツが登場。ツンツン頭がなかなかにインパクトがあるわけですが、斜に構えた冷笑的な態度に仕込み刀という不意打ちのための武器、更には過去に妹を失っていたりして万次との共通点が多い人物となっていましたよ。万次が凜の敵討ちを手伝っているのに対して、マガツは彼自身の復讐のために剣を振るっているというという点が、異なるところでより深い闇を心に抱えている人物として描かれていた印象。
今回は凜の父親の形見である刀を巡って、二人が対決するわけですが、結局勝負はつかずに因縁を残すものに。瀕死の傷を受けながらも蟲の力で復活して逆転したりして、あいかわらず万次は弱いんだか強いんだかよく分からないなぁと思いつつも、凜のために刀を手に入れようとするあたりは、彼の人情味のある一面を描く物となっていましたよ。