セキレイ 第10話「脱出前夜」

無能セキレイとそのアシカビを脱出させる計画が具体的になり、後は実行に移すのみになったわけですが、その過程で東西南北に別れた勢力が明らかになったりして、物語の風呂敷が更に広がった模様。人間関係的にもいろいろと広がりを感じさせるんだけれども、残りの話数的にそれらを生かす余裕がなさそうでちょっともったいなく思ったりしましたよ。
主人公に対して共に脱出することが持ちかけられたり、信念のために計画に参加しないしないことを決めた月海に迷いが生じたりと、それぞれに選択が突きつけられて最終回も間近に迫った展開といったところ。二人がどのような決断を下すのかが気になるわけですが、これじゃ一番最後に仲間になった月海がメインのヒロインみたいな扱いだなぁと思いましたよ。確かに脳天気な結よりは、こういう役割が似合うキャラなわけで、個人的にも主人公に付いてる4人の中では、もっとも気になるセキレイだったりするわけですが。