恋姫†無双 第10話「孫策、命を狙われるのこと」

関羽孫尚香の故郷で孫家の権力争いに巻き込まれるという話。関羽自身の無実は明らかになるものの、孫策が自作自演で不穏分子をあぶり出したり覇道を極めるために血を流すことをいとわないその決意が語られたりと、珍しくシリアスめな展開でしたよ。
捕らえられた関羽を救うために孔明が理路整然と弁護を展開するあたりは三国志隋一の智将らしい見せ場といったところ。今回の件が誰かの筋書き通りに進んでいたことに彼女が感づくあたりや、将来孫家に仇なす存在になるという彼女を評しての周瑜の言葉が、元ネタにおける二人の関係を意識させるものとなっておりました。
張飛孫尚香の三番勝負の様子が描かれなかったことに不満を覚えつつも、別れ際に約束した七番勝負の味は何をどう調べるつもりなんだろうかと妄想が広がってみたり。今回は出番なしかと思われたところで、予告に登場して場をかき回していく華蝶仮面がいい仕事をしていたりして、細かいネタがあいかわらず冴えまくっていて楽しかったです。