とある魔術の禁書目録 第3話「必要悪の教会」

傷ついたインデックスを先生が魔術で治療したり、なんだかんだでインデックスと主人公が行動を共にすることになったりする話。
ちゃぶ台に小物を配置して部屋に見立てるという、天使を召喚するための儀式が面白く。地味な場面なんだけれども細かいところまで丁寧に描写することで、魔術が実際に存在する世界であることを印象づけているように思いましたよ。
先生が買い物に出かけるあたりも細かい芝居がつけられていて、主人公たちを心配して事情を説明するように促しつつも、あくまで彼に判断をゆだねるという、微妙な心情を反映しておりました。
インデックスを助けるための儀式に主人公が関与してないので、彼女が自身のことを語って主人公と打ち解けるという流れがちょっと不自然なような気も。怒ると噛みつくというクセも、ちょっと過剰なキャラ付けにも思えるところですが、重い運命を背負わされながらも、喜怒哀楽を豊かに見せる様子はやっぱり可愛らしかったですよ。