喰霊-零- 第4話 「務 大義」

4話目にしてようやくOPが放送されましたよ。ここまで引っ張る作品もちょっと見たことないんだけれども、神楽の回想とも取れるその映像を見ると、ここで見せるのは必然なのかも知れず。1話はもちろんのこと、彼女と黄泉が刀を交える2話、そして二人の関係が描かれて本筋がはじまる3話の冒頭に持ってくるのでは、ネタバレになってしまうし、二人の行く末とその関係の始まりが明かされたこのタイミングで見るからこそ訴えてくるものもあるわけで。踏切がOPのはじまりと終わりに登場し、前回のクライマックスにも使われたということで、そこが重要な意味を持つ場所となっている模様。
話的には、新米退魔師としての神楽を描くと言ったところ。見た目のインパクト大な武器職人の人は芸術家肌とのことですが、なんというか本人の存在がすでにひとつの現代アートというか。神楽が一度関わったことのある人物のゾンビを斬ることが出来ないあたりは、後の黄泉との戦いで再現される女の甘さ印象づけておりました。
神楽と黄泉がいちゃいちゃしたり入浴シーンを見せてくれたりと、視聴者の求めるものを考慮した場面を随所に挟んだ明るい雰囲気に。ポッキーから押し倒してキスするまでの流れにはかなり興奮しましたが、後の展開が既に明かされているせいか、あまりにも神楽にベッタリな黄泉の行動に、何か普通でないものを感じたりもしましたよ。