とある魔術の禁書目録 第4話「完全記憶能力」

主人公の前に日本刀をかついだお姉さんが現れてインデックスを連れ戻そうとする理由を説明するわけですが、圧倒的な力を持っていてそれなりの覚悟を決めている様子なのに、主人公にあっさり論破されちゃうのにはビックリしましたよ。
可哀想だからオレが助けるという主人公の青臭さは、まあそういう作品なんだろうからいいとしても、それだけ敵が引き下がっちゃうのには脱力。インデックスが側にいて彼女を庇って瀕死の重傷を負うとかすれば、彼を認めるみたいな流れになるのも分かるんですが、適当に突っ込んでいって手をケガしたくらいで議論するだけでは、どうにも主人公にとって都合良すぎる展開というか。
まあインデックスに対する理不尽な仕打ちに象徴される世界の不条理に対して、主人公が抵抗するということで、思春期向けの作品らしいところなんだと思いますが。
自分は想定される視聴者からは外れているようなので、インデックスの可愛らしさだけを堪能するアニメとして見たいところなんですが、そういう方向でも今回は出番が少なくてイマイチでした。