CLANNAD AFTER STORY 第6話「ずっとあなたのそばに」

現代版おとぎ話といったところで、種や時間を超えて伝えられる想いみたいなのは、いい話だとは思うんですが、やっぱりいろいろと回りくどいなぁと思いましたよ。。
亡くなった少年→ネコ→美佐枝とか、ネコ→朋也→美佐枝とか、気持ちを伝える時にワンクッション置くということで、ネコや朋也を無理に話に絡めるせいで話がややこしくなっているような。
主人公が絡まなくても成り立つ話なんだし、常に主人公視点で進むゲームならばともかく、アニメでやるならそれを入れなくてもいいんじゃないかと思うんですが、原作通りであることにこだわると外すことは出来ないのかなと。まあ光の球関係で、主人公が中心にいる必要があるのかも知れませんが。
直接好意が伝えられた美佐枝と少年の関係が、あっさりと断ち切られる一方で、直接は告げられないけれども、いつかは気持ちが伝わるみたいな関係は永続するということで、それがナイーブな人たちの共感を呼ぶのかなぁという気もするわけですが、こう毎度毎度繰り返されると、すでに様式美の世界のようにも思いました。