純情ロマンチカ2  第4話「口は災いの元」

今回からは草間野分と上条弘樹の話。
弘樹のちょっとした態度や呼ばれ方についてのこだわりから、野分がいろいろと思い悩むということで、作中で語っているように端から見れば他愛のないことなんだろうけれども、本人にとっては大問題という。同性でもというかだからこそなのか、相手に対する気持ちが真っ直ぐなんだろうなぁと思えるものでしたよ。野分の自問自答が多く、恋愛についての内省的な内容だった印象。
中盤に入る野分の妄想には、正直ちょっと悪寒を覚えたりもしましたが、上条もまた同じような事を考えていたことが明かされるのには苦笑い。普段何気なく使っている呼び方が、野分にだけ許された特別なものであることが分かるのは、よい結末でした。