かんなぎ 第5話「発現!しょくたくまじんを愛せよ」

料理対決をやりつつ、ナギが学園の生徒になる話。二つのエピソードに、あまり関連性がないような気もするわけですが、料理の話でざんげの本体が、仁に関係したことで身体を使わせているらしいことを示し、学園の件でそれをやめさせるというナギの当面の目的が与えられるといったところでしょうかね。
前回、恋の嵐が云々と引っ張った料理対決がアッサリとしていたり、ナギコールで盛り上げて新しい力が覚醒するかと思わせておいてステッキが光るだけだったりと、予想を外してくるのが視聴者を戸惑わせる作りとなっていましたよ。
ナギに対する生徒の声の中に関係者のそれを混ぜる楽屋ネタも、個々についてはニヤリとさせてくれるんだけれども、監督に脚本に原作者にと濃いところばかり3人も登場させるとさすがにしつこいというか、話の本筋を喰ってしまうというか。バランス悪くて話の内容よりも、ネタばかりが印象に残ってしまいました。