喰霊-零- 第6話「美 敵」

あられもない格好をした女の子が逃げ回るというのがB級ホラーみたいなシチュエーションとなっているわけですが、訪れることが既に確定している悲劇を予感させる描写が随所に入っていて、ニヤニヤさせられながらも緊迫感のある話となっていましたよ。
保険医だったものを斬るのは、神楽の退魔師としての成長を描くものとなっているんだけれども、直後のおう吐や彼女の仕事が友人たちの知るところとなるというのが、新たなる壁となりそうな展開。
アッサリと倒される黄泉のいとこには、驚きましたが、直前に悪意を読まれていた事からすると、それを増幅した形で復活して、これからが本当の活躍になりそう。彼女の悪意は黄泉に向かっているわけで、彼女との関わりが黄泉の悪霊化の原因になるんじゃないかなと。
1,2話で印象的な使われ方をしていた蝶を連れているあたり、謎の少年が黒幕といったところでしょうか。
神楽が刀のギミックを使って大きくジャンプするあたりは、ハッタリの効いたアクションであると同時に、ギリギリな太ももが眩しくもあり。競泳水着で逃げ回るあたりは、特定部位を強調するカット割りも含めてフェチ心の感じられる作りとなっていてよろしかったですよ。