ソウルイーター 第32話「聖剣伝説3〜死武専番長物語?〜」

エクスカリバー三度。前回の重い話から一転してのギャグ回でしたよ。
新キャラのヒーロの登場により、ついにエクスカリバーのパートナーが誕生するということで、あのウザい千の項目をすべてこなすあたりただ者ではない気もするわけですが、実のところ見た目ばかりが良くて頼まれるとイヤと言えない主体性の無さが、自己顕示欲のカタマリみたいな彼と上手く噛みあっているだけという。
結局、クシャミが気に入らないというのはなんとも投げやりな理由でコンビが解消されるんだけれども、「変わったのは本人の気分だけ」という彼を評したソウルのセリフや、エクスカリバーによって自信を得たヒーロが最後は自らの意志でそれを手放すという流れは、けっこう奥が深い感じで、単に気分が変わるだけでも人は成長することを描いているようにも思いました。
どうでもいい曜日のことでグダグダと話を続けたり、同じ話を言い回しを変えて何回も繰り返したりと、エクスカリバーのウザさは更に磨きがかかっていた印象。番長になったヒーロがやることといったらのぞきとスカートめくりというスケールの小ささが小物っぷりを醸し出しつつも、憎めなかったりするところ。