かんなぎ

かんなぎ 「全話を通してのまとめ」

仁がなぎのことを異性として意識したり、同居している女の子の裸を見たりとある日突然女の子がやってくる系の作品なら一話目から持ってくるような展開を最後に持ってくるあたりがめずらしく。普通ならお約束で済ませてさっさと話を進めてしまうところを、丁…

かんなぎ 第13話「仁、デレる」

最終回。仁がなぎの事を調べていたのは、彼女のためを思っての事で、この先二人でなぎが何者であるかを探していくことになりました、ということなんでしょうかね。なぎと仁が一緒に暮らす理由が示されたことで、話としては一応一区切りついていましたよ。 仁…

かんなぎ 第12話「ほんとうにエフェメラル」

仁がなぎの正体について調べたり姿を消した彼女を探したりする話。 いくら調べても全く正体が分からずに疑念ばかりが増していったり、いくら探しても足取りすらつかめなかったりと、モヤモヤとしたスッキリとしない展開が続くわけですが、そもそも仁が何のた…

かんなぎ 第11話「でも、あやふや」

最終回前*1で、まとめに入る展開。なぎのアイデンティティに本人や仁が掘り下げる話ということで、自称神様でありながらやることと言ったらケガレを祓うことくらいで、それも何のためによく分からないという、彼女の怪しさや存在理由のあやふやさが浮き彫り…

かんなぎ 第10話「カラオケ戦士マイク貴子」

もう二週間以上も前の放送だけど、話題作だったし一応完走しておこうかなと。 レギュラーの登場人物たちがカラオケをする話。 前回の仁のホモ疑惑を払拭する流れを受けて、カラオケボックスという密室で複雑な人間関係が交錯するわけですが、仁の取り合いで…

かんなぎ 第9話「恥ずかしい学園コメディ」

仁のホモ疑惑を発端として彼の過去や彼に対するつぐみの気持ちが描かれるわけですが、最後はやっぱりウヤムヤなままに終わるという。つぐみとざんげに挟まれて弁当を食べる様子を、ナギや美術部員たちが見守る場面は、仁を中心とした人物の関係が現れている…

かんなぎ 第8話「迷走嵐が丘」

仁の友人である大鉄の視点から、ナギという人物や彼女と仁の不可思議な関係について迫る話。 大鉄が、そのいかつい風貌とは裏腹に、姉弟愛やら悪女に振り回される様やらと妄想力が豊かだったり、ナギの脅しにビビって謝ったりとなかなか繊細な面を持ち合わせ…

かんなぎ 第7話「キューティー大ピンチ!激辛ひつまぶしの逆襲」(後篇)

天の岩戸ならぬ押入れにナギ様が籠もる話。ナギ本人がほとんど姿を見せず、登場人物たちがまるで襖と会話をしているかのような絵面がなかなかにシュールな味わいでしたよ。 中断した会話の合間にはいる鳥の鳴き声やバイクの音といった環境音で、何とも言えな…

かんなぎ 第6話「ナギたんのドキドキクレイジー」

ナギがはじめてのお買い物をしたりアルバイトをしてみたりと。 前半の一万円で喜ぶナギの金銭感覚と現実とのギャップや、つぐみとの見栄の張り合いが面白いところ。 メイド喫茶のくだりは、ナギのコスチュームにムラムラしつつ仁の純情丸出しな絶叫には笑っ…

かんなぎ 第5話「発現!しょくたくまじんを愛せよ」

料理対決をやりつつ、ナギが学園の生徒になる話。二つのエピソードに、あまり関連性がないような気もするわけですが、料理の話でざんげの本体が、仁に関係したことで身体を使わせているらしいことを示し、学園の件でそれをやめさせるというナギの当面の目的…

かんなぎ 第4話「シスターーズ」

ナギの妹、ざんげちゃんのキャラを掘り下げる話。街のアイドルとなることで神様としての力を蓄えるというのが妙に俗っぽかったりもするんだけれども、作中でのナギの解説からすると、人々の支持が神様の力となっているようですよ。 街の人の懺悔を引き受けた…

かんなぎ 第3話「スクールの女神」

脇役たちが多数登場して賑やかな雰囲気に。主人公が属する美術部の面々を紹介するわけですが、それぞれのキャラクターや主人公との関係、そして部の雰囲気といった情報が、前半の十数分という短い時間の中で、分かり易くコンパクトにまとめられておりました…

かんなぎ 第2話「玉音アタック!」

ナギと主人公がケンカをするというお約束の展開を踏まえつつ、ナギの神様としての側面が強調されている話でしたよ。 主人公の幼なじみが訪れる場面で、ナギの自分勝手な性格が二重人格によるものであることが語られ、登場人物たちが信じることで見ている側も…

かんなぎ 第1話「神籬の娘」

ある日突然女の子と同居する系のアニメ。 空から振ってくるというお決まりのパターンではなく、地面から生えてくるあたりが地域に根ざした神様らしいところで日本的といいますか。神様と言いながらも、崇められて当然という態度を取りつつ、発言の内容がちょ…