かんなぎ 第1話「神籬の娘」

ある日突然女の子と同居する系のアニメ。
空から振ってくるというお決まりのパターンではなく、地面から生えてくるあたりが地域に根ざした神様らしいところで日本的といいますか。神様と言いながらも、崇められて当然という態度を取りつつ、発言の内容がちょっと見えない世界の方に傾いているくらいで、他は普通の女の子といった感じで、依代のが10代の女の子だから精神の方も、その影響を受けているのかなぁと思いましたよ。なんだかんだと言いながらもケガレを祓うという神様としての役目を果たそうとするあたりは好印象。
登場人物を主人公とメインのヒロインに絞り込んで、丸々一話、ほとんどこの二人だけの掛け合いで話を進めるのはなかなかに挑戦的な手法。作り手が意識したであろうユルい雰囲気が醸し出されていたんじゃないでしょうか。
OPは何でコンサートなのかよく分からないけれども、キレイな動きを見せる丁寧な作り。太ももをはじめとして女の子の身体のラインが柔らかそうに描かれているのがよろしかったです。