とある魔術の禁書目録 第9話「吸血殺し(ディープブラッド)」

えーっと、錬金術師が3年間の努力が無駄になったことをしって逆ギレした挙げ句に自滅しましたってことでいいんですかね。
トウマやステイルと同じようにインデックスのためを思っていた人物が、人の道を外れてまでがんばったのに、すべてが徒労に終わるということで、希望を叶えられなかった人物の悲哀みたいなものが感じられなくもなかったんですが、むしろ一人で盛り上がった挙げ句に自滅するという無様さに、見ているこっちまで徒労感を覚えてしまったりもして、もしかすると彼と同じ気持ちを視聴者に味あわせるための高度な演出なのかとも思いましたよ。
巫女さんは、吸血鬼を呼び寄せるためのアイテムであること以外、ほとんど話に絡んでこなくて存在理由がよく分からず。ストーリーが錬金術師の部屋の中で、お互いの主張をぶつけ合うだけで進むのは絵的にも話的にも退屈だったです。