CLANNAD AFTER STORY 第10話「始まりの季節」

高校を卒業した朋也が就職する話。その後の身の振り方まで描くあたりが、モラトリアムな学生生活の中で物語が完結するこの手のジャンルの他作品と一線を画すところで、半分はネタだとしても「人生」いう二つ名がこれだけ広まるのも納得できるような気がしましたよ。
渚の事が心配で卒業後の進路が決められず、元気になったらなったで彼女のために自立しようとするということで、朋也が行動を起こすときの動機は常に渚がらみだったりして、本当に彼女の事が大好きなんだなぁと。予告を見た感じだと社会の厳しさに直面するようですが、惚れた女のためにガンバって欲しいなぁと応援したくなってみたり。
朋也が不動産屋の前で部屋を探しながら、道行く学生たちを見つめる場面が印象的。古河家を出たのに朝晩の食事を渚が用意したりして、早くも新婚ムードが漂うあたりは羨ましいところ。