純情ロマンチカ2 第8話「恋は思案の外」

宮城と忍の年の差カップル編。
先生の写真を忍に見られたことを発端として、宮城が自分の変化を自覚することになるという話。長い間自身を縛り付けていたものから、彼が解放されることになるわけですが、クライマックスとなる先生の墓前でそれを報告する場面はなかなかに感動的。先生の母親とのやりとりも、宮城が前に進み出したことを印象づける良い場面でした。
先生への報告で一件落着かと思われたところで、忍が駄々をこねることでもう一山あるわけだけれども、好きすぎて感情をコントロール出来なくなるあたりが忍の可愛いところなのかなと。
若い頃の宮城が、先生に対して同じようなことをしていて、今度は彼がそれを受け止めるというのが成長を感じさせるところで、自分が途中で失ったものを与える側に回るあたりは、失ったからこそ得られた代償でしょうか。
Cパートの座れないネタは、せっかくの感動が台無しだよ、とか思ったりもしましたが、まあBL作品らしい口直しといったところ。